2022年1月9日に成田空港を出発し、同日中にバンコクのスワンナプーム空港に入国した経緯を説明します。
フライトスケジュール
成田発:16:50
バンコク着:22:10
(時差は2時間なので、バンコク到着時刻は日本時間だと日付が変わった0:10)
今回は、JALの子会社のLCC「ZIP AIR」を利用。成田空港では第1ターミナルの北ウイングになります。写真を撮るのを忘れたのですが、人はほとんどおらず閑散としていました。
まずは、チェックインカウンターで提示した種類は下記です(全て印刷したもの)。
航空券(行きのみ)
タイランドパスのQRコード
PCR検査の陰性証明書(出発前72時間以内)
ワクチンパスポート
医療費5万ドルをカバーする保険加入証明書
到着日1泊分の隔離用ホテルの予約確認書
ここで担当者から「帰りのチケットがないとお乗せできません」の一言。予想はしていたので、諸々反論したのですが(勿論、穏やかに)、結果はやはりダメでした。
ということで、ここで帰りのチケットを購入。タイランドパスは60日間の滞在で申請が受理されていますが(現地で30日の滞在延長を申請する前提)、帰国便はタイ入国から30日以内のフライトである必要があります。
私は、マイルを使ってJALの特典航空券を予約しました。理由は無料で日程の変更が可能だからです。普通に日程変更可能なオープンチケットを買うと最安のタイ航空で片道3.5万円ぐらいはします。
とりあえず、捨てチケットを購入したい人は「タイから出国する航空券」であれば良いので、最安であればクアラルンプール行きなら8,500円程度で購入できます。
さて、次に航空券を印刷しなければいけないので、北ウイングの5階にあるローソンに向かいました。しかし、ここで問題が発生。旅行の際は、常にUSBを持ち歩いているのでこの点問題なかったのですが、小銭がない。プリント代の10円がない。手元には1万円札しかない。
そこで、ローソンの店員さんに「クレカ使えませんか?」と聞いたところ、「何枚ですか?」の一言。もしかして?と思いつつ「1枚です」とお答えすると、10円玉を一枚くれたのです。まさに神対応。久しぶりに素晴らしい接客に遭遇しました(お金払ってないから、正確には顧客ではない?)。こういう小さな親切って良いですよね!
ところが、このローソンのコピー機が旧型で私のUSBメモリーを感知してくれない。3分ほど粘ったけどやはりダメ。そこで、もう1人の女性の店員さんに相談したところ「地下1階にもローソンがあって、そこの複合機の方が新しいですよ」とのこと。ということで、無事B1Fのローソンで印刷を済ませ、チェックインを済ませることができました。
やれやれです(結構、歩きました)。チェックインでこんなに手間取ったのは初めてです。
その後は、荷物チェック&パスポートコントロールだけなのですんなりと思いきや、ここでもトラブル。
何やら、私のバッグに入っていた日焼け止めが110mlで、規定の110mlを10ml超えるので持ち込めないというのです。
阿呆らしい。
ルールはルールですが、こんな細かいことを見つけるのが彼らの仕事なのですかね?こんなの見つけても誰も得しないと思うのですが。そんなことよりも、カルロス・ゴーン逃すなよと毒づきたくもなります。
とにかく、人間ってヒマだと余計な仕事を作ってしまうのです。手荷物検査、ガラガラでしたから。
しかし、ここでもZIP AIRの時と同様、辛抱強く笑顔で「何とかなりません?」と聞いたところ、透明の容器をくれ「こちらに移し替えればOKです」とのこと。見た感じでは私の日焼け止めの容器の方が小さく見えましたが、ここは何も言わずにご好意に甘えることにしました。ここでも小さな親切に遭遇、ありがたいですね!
これでようやく解放されたので、プライオリティパスのラウンジでビールでも飲んで気分転換しようと思ったのですが、このラウンジがオープンしていない。案内係で聞いてみると「今はANAのラウンジをお使い頂いています」とのこと。ということで、空港内のほぼ反対側まで遥々10分ほど歩いてANAラウンジへ。
ところが、
本日は混雑のため、プライオリティパスのお客様の入場は制限させて頂いております、との立て札が。
一応、受付で確認したところやはりダメでした。私の前では、白人のカップルがごねてましたが、時間の無駄ですね。こういう時は、さっと気持ちを切り替えた方が得です。
私の場合、この短時間の間に、
・ZIPAIRのチェックインで、帰りの航空券がなくて拒否られる
・ローソンのプリンターが動かない(小銭がない)
・日焼け止めが手荷物検査で引っかかる
・ラウンジが使えない
といった小さなアンラッキーが続いたので、逆に「まあ、こういう日もあるよね」と綺麗さっぱり吹っ切れました。
そんなこんなで、ZIP AIRの搭乗ゲートに到着したのは搭乗開始時刻の20分前でした。
機体はボーイング787-8の最新機、ピカピカです。
LCCですが、シートピッチは十分あります。同じLCCでもエアアジアなどでは中長距離フライトは無理ですが、ZIPエアーならいけますね(ちなみに、私の身長は174cm)。
乗客は10人〜15人の間といったところ。ガラガラでした。
ZIPエアーはLCCなのに各座席にコンセントが付いていたり、テーブルの他にスマホを立て掛けられる細いホルダーもあって、とっても便利でした。
それと、無料の機内WIFIもありましたが、かろうじて繋がる程度でスピードは遅いので期待しない方が良いです。SNSをチェックする程度ですね。
また、CAさんも若くて綺麗な方が多かったです。言葉の選択が少々難しいのですが、親会社のJALの場合は経験豊富なCAさんが多いですよね。
機内では、入国カードT.M.6と下記のような「到着後にホテル隔離することを約束します」的な書類を記入します。
さて、バンコクに到着。定刻より30分程度早く到着しました、ラッキー!
現在は、パスポート・コントロールの前に、タイランドパスの書類チェックが行われるのですが、他の便と到着が被らなかったようでガラガラでした、ここでもラッキー!
(混んでる時はプラスチックの青い椅子に座って待つことになります)
さて、タイランドパスの書類チェックも至ってスムーズ。ちなみに、タイ入国に必要な書類は下記の通りです。
・パスポート
・タイランドパスのQRコード
・入国カードTM6と、上記の写真の宣誓書類(成田のチェックイン時にくれます)
・ワクチンパスポート
・PCR検査の陰性証明書(出発前72時間以内)
・医療費5万ドルをカバーする保険加入証明書
・到着日1泊分の隔離用ホテルの予約確認書
帰りの航空券の提示は求められません。
ということで、飛行機を降りてから税関を抜けるまで多分20分も掛かっていません。とってもスムーズ、タイ人素晴らしいですね。
さて、税関を抜けるとホテルの名前を連ねたテーブルがたくさん並んでいます。そのうちの1人がホテル名を聞いてきたのでホテル名を告げると、そのホテルの送迎運転手に繋いでくれるという仕組みです。
私の場合は30分程度待ちましたが(早めに到着したから?)、親切な女性担当者が何度もフォローしてくれ安心感満載でした。そして、車が到着するとその担当者の女性が車までしっかりと送り届けてくれます。
以上が、成田からスワンナプーム空港までのプロセスです。次回は、隔離ホテルについて書きます。
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