欧州紀行(10)ローマ ローマの光と影

ヨーロッパ

 

さあ、今回の旅行の最終目的地、ローマです。

 

フィレンツェ 13:38発
ローマ 15:10着

43ユーロ、約1時間半の旅です。

 

さすがに首都ローマ。電車もかなり混んでました。

僕は4人ボックス席に、母親・娘・息子3人と相席。小さな女のコに、足を蹴られっぱなしの1時間半でした。全くじっとしていない。。。でも、イタリア人の子供、ホント可愛いですね。

 

ローマは大都市なので2泊。まずは、ベタな観光名所を周ります。さすがに、一つ一つ、インパクトがあります。そして、力強い。

 

 

 

 

また、名所を繋ぐ町並みも、絵に描いたように優雅で美しい。

多くの観光客が訪れるだけのことはあります。さすがです。

ちなみに、これ、有名なトレビの泉の”仮設版”。何と、工事中でした。。。

 

もう一つ、二日間ローマを歩いて気が付いたこと。それは、”汚い”そして”臭い”ということ。小便臭い路地もかなりあります。

 

 

 

そして、駅前の繁華街などはこのような有り様。イギリスやドイツと違って、歩いていると結構声を掛けられます。

少し注意が必要です。ヨーロッパで、「警戒レベル」を上げたのは2回目です。ちなみに、初めては、ポルトガルのリスボン。セブでは毎日ですが(汗)

公園や道端には、何もすることもなく、ただたむろする移民の人たち。

絡まれたくないので、撮れた写真はこれだけ↓ですが。。。ローマ駅の目の前って、アフリカ人ばかりなんです。

 

移民問題、答えはどこにあるのか。

アフリカからボートでイタリアにやってくる移民のニュースは日本でも報道されますね。

そして、イタリア人は、EUの中でも経済の調子がいいイギリス・ドイツへ向かいます。

 

以前、ロンドンに住んでいた際に、やることもないので、英語学校に通ったのですが、イタリア人、スペイン人が多くて驚きました。彼等に理由を聞くと、「だって自分の国には仕事がないから」とのこと。確かに、失業率20%以上ですからね。

そして、「ドイツではなく、やはりイギリスなんだ」と言ってました。理由は、「だって、英語出来ればチャンスが広がるでしょ!」

 

日本ではあまり報道されませんが、”移民先進国”のスウェーデンでは大規模な移民の暴動が今年ありました。

スイスでは、移民を制限する法律が、国民投票で可決されました。

イギリスも、ますます排他的になってきています。EUの脱退についても、近い将来、国民投票にかけられる可能性があります。現首相のキャメロンがそう主張しています。

パリの街を歩くと、半分以上は黒人やアラブ系です。

約2週間の旅行の最後に、重い課題について考えさせられてしまいました。移民問題については、しっかり勉強して、いつかこのブログで書いてみたいと思います。

 

最後に、一つ言い忘れていたこと。

イタリア、メシはうまいです!ほぼ全食、ピザかパスタ食べてましたね。ただ、少し塩が多いかな?

 

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