アフリカ紀行(1) ザンジバルってどこ?

アフリカ

 

私が住むセブには、海外志向の強い方が多い。
(だからセブに住んでおられるのですが…)

 

当然、そんな方々とは海外旅行の話をすることも多くなる。
私も根っからの旅行好き。

 

どこに行ったことがある?
好きな国は?

 

定番の質問だ。

 

私はよく、ザンジバル、と答える。

 

質問者のほぼ全員が固まる。

 

どこそれ?

 

アラフォー以上の男性であれば、
ザンジバルって、ガンダムに出て来るアレ?となる。

 

勿論、違います。

 

アフリカを代表するタンザニアのビーチリゾート、それがザンジバル。

 

まあ、そう答えても大抵、

 

タンザニアってどこ?となる。

 

やはり、日本人にとってアフリカは遠い遠い異国の地なんだと
痛感させられる瞬間です。

 

ということで、今日から数回に亘って、
約5年前に訪れたザンジバルについて書いてみます。

 

まずは場所から。
アフリカ大陸の東側、赤道のちょっと下にあります。
ということで、南半球(てことに、いま、気が付きました…)

 

 

もう、完全に日本からは地球の裏側です。

参考までに、スカイスキャナーで、東京からどのくらいかかるか、調べてみました。

 

 

もちろん、直行便はありません。
乗り継ぎ1回の最短ルートでも、片道約20時間。
そして、値段は65万円(エコノミーです)。

 

そこで、乗継2回の節約コースを検索してみると、
料金は15万円以下になりますが、往路は驚異の29時間。

 

 

やはり、アフリカは遠いです。
日本からはハードル高過ぎですね。

 

ですから、私はイギリス滞在中に、必ずアフリカに行ってみようと企んでいたのです。
そして、イギリスでのタフな環境が、私の背中を押してくれました。

 

2013年1月、私はMBAの1学期の期末試験に向けて、
無茶苦茶、勉強してました。

 

試験は、AccountingとCorporate Finance.
いずれも、試験時間は2時間。
2時間ひたすら英語で回答を書きまくるという、タフな試験でした。
(今では絶対できませんね)

 

そして、イギリスの天気と言えば、

 

グレー・レイニー・チリ― / Grey, Rainy, Chilly

(灰色、雨ばかり、寒っ)

 

クリスマスから年末年始にかけて、3週間の間で、太陽を見たのは
元旦の1日だけでした。

 

完全に心が荒みます。

 

そりゃ、イギリス人、肌が白いわけです。

 

イギリスでは、約500万人の人達が、冬の間、鬱になるという話もあります。

 

ということで、試験が終わったその夜に、太陽の日差しを求めて
ザンジバルに旅立ったのです。

 

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