この記事では、タイとタイ人に関する10個のデータを紹介します。皆さんがタイをもっと良く知る契機になれば幸いです。では早速始めましょう!
2. 平均年齢
3. GDP
4. 1人あたりGDP
5. 平均年収
6. 宗教
7. 産業
8. 観光立国
9. 親日国
10. 国王
タイの人口は、6,943万人です(2018年)。かなりの大国ですね。参考までに他の国と比較してみましょう。
Source: https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000127169.pdf
タイの平均年齢は38歳とアセアンでは一番高いです。私は平均年齢24歳のフィリピンに住んでいるので、タイを訪れる度に多少年齢層の高さを感じます。一方で、日本は47歳です。世界最高レベルですね。
GDPとは国の富を示す代表的な指標です。GDPには「名目」と「実質」の2種類があるのですが、下記は2018年のアセアンの名目GDPです。
次はGDPを人口で割った1人当りGDPです。
まずタイ全体の平均年収は、約140万円。月収にして11万円だそうです(約35,000バーツ)。
タイは格差社会だ。クレディ・スイスの2018年の推計によると、タイでは上位1%の富裕層が持つ富が全体の約67%を占め、対象40カ国中で最大だった。
タイには相続税がないので、一度「勝ち組」に入ればその一族はずっと「勝ち組」な訳ですね。
バンコク首都圏:44.129バーツ/月
南部 :27.742バーツ/月
中部 :25.816バーツ/月
北部 :19.793バーツ/月
東北部 :19.102バーツ/月
首都バンコクと「イサーン」と呼ばれる東北部とでは、倍以上の開きがありますね。
国民の94%が仏教徒です。これが、日本人とタイ人が合う理由の一つでしょうね。ちなみに、5%がイスラム教徒だそうです。
大乗仏教(日本):誰でも成仏できる
上座部仏教(タイ):出家して悟りを得た者のみが救われる
タイは外国人訪問数で世界9位(2018年)、ここで書くまでもなく世界有数の観光立国です。バンコクの街を歩いていても外国人ばかり。英語を学ぶには絶好な場所なのです!
下記は、2018年の国別の訪日外国人ランキングトップ20です。
Source: https://inboundnow.jp/media/knowhow/7270/
タイは堂々の6位、110万人、伸び率約15%と超優秀な数字です!
私が住むフィリピンでも富裕層の間で日本旅行はブームなのですが、人数ではタイの方がフィリピン訪日客の倍以上なんですね。私も日本在住のタイ人の友達が欲しいものです。
最後にタイの絶対的な存在である国王について。
日本人にも最も有名なのは先代のラーマ9世(プミポン国王)ですね。バンコクの地下鉄MRTには「ラーマ9世駅」という駅まであります。
現在の国王は、プミポン国王の長男ワチラーロンコーン国王です。
タイの人々は国王のことをとっても尊敬していますので、国王のことを外国人の私が話すととっても喜んでくれます。タイ人と仲良くなるコツの一つですね。
最後に、下記は前国王の容体が悪化した時のタイ人の様子を報じるビデオです。これだけでも、どれだけ国王が尊敬されているかが分かりますね。