タイ留学を検討する段階で、必ずチェックして頂きたいのが『自分に必要なビザは何か?』ということです。この記事では、留学期間によって必要なビザを解説すると共に、2023年から始まった超お得なEDビザの新システムの概要をお知らせします。
必要なビザ(留学期間別)
30日以内
日本のパスポートがあれば30日以内であればノービザでOKです。ビザを取得せずにパスポートだけでタイに合法的に滞在することができます。
60日以内
タイ各地にあるイミグレーション・オフィスに行って、必要な手続きをすることでプラス30日の滞在許可を得ることができます。手続きはとっても簡単で誰でもできます。
ということで、60日までの留学であればビザは不要です!
必要書類
- パスポート原本
- 現金1900バーツ
- パスポートのコピー(顔写真のページと入国スタンプのページ)
- TM6(入国カードの半券)*最近廃止されてますね。
- TM7(ビザ延長申請書)
- 顔写真(4*8cm)
バンコクのイミグレーション事務所
60日以上
問題はここからです!
私が知る限り、3つの選択肢があります。
- 日本または第3国で観光ビザを取得する
- ビザラン
- EDビザを取得する。
観光ビザ
個人的にはオススメしません!
東京や大阪の大使館で申請するのですが、必要書類が多過ぎて超面倒です!更に、書類の提出にはウェブで事前予約が必要なのですが、これが通常3週間先まで満員で予約が取れない。また、書類の提出とビザの受け取りの2回、大使館に行く必要がある。そして、最悪の場合、ビザ申請が却下される。
以上が当社の経験値です。
ビザラン
簡単に言うと、一度タイ国外に出ることです。一度出てタイに戻って来れば、もう一度30日の無条件滞在許可が出ますし、30日間の滞在延長申請も可能です。全て合法です。
120日までの滞在であれば、個人的にはビザランがオススメです!
カンボジアのアンコールワットや、マレーシアのペナン、ラオスのビエンチャン等であれば、航空券やホテルも安いですし、何よりも小旅行ができて楽しいですよね!タイで勉強した英語も使えますしね!
但し、このビザラン、数回繰り返すと入国拒否にあったり、陸路での入国だと断られたりする事例があります。100%大丈夫とは言い切れませんが、1回に限り空路であれば入国拒否にあったという事例は聞いたことがありません。
ということで、とっても気軽で安心な方法です!
EDビザ
半年以上、最長1年はタイで英語を勉強したい人にはEDビザがオススメです。
パンデミック前までは、タイ国外でしか取得できなかったのですが、2023年からタイ国内での取得が可能になりました。概要は下記の通りです。
- 費用は2400バーツ
- 3ヶ月毎の更新が必要で都度2400バーツが掛かる
- 必要書類はそれほど多くない(バンコク入りしてから準備可能)
- 日本出国時に英文の卒業証明書を持参することが必須
- 申請から取得まで平均50日(これまでの経験値)
- 必要書類を集めれば、手続きは学校が代行してくれる。
EDビザについて詳しく知りたい方は、下記の記事をお読み下さい!