この記事では、アメリカの大学Webster Universityのバンコク・キャンパスをご紹介します。アメリカの大学の修士号をタイにいて1年で取得できる貴重なコースです。
大学名 | ウェブスター大学(Webster University) |
所在地 | タイの首都 バンコク |
期間 | 1年半〜2年 |
取得できる学位 | 修士号(大学院) International Relations (MA) Master of Business Administration (MBA) |
学費 | International Relations (MA) : 17,241USD Master of Business Administration (MBA) : 18,390USD |
✔︎メインキャンパスは、アメリカのミズーリ州のセントルイスにあります。
✔︎2019年のアメリカ中西部のランキングでは23位にランクイン。
✔︎タイを含め、全世界7カ国に海外キャンパスを展開する国際的な大学
(オーストリア、中国、ガーナ、ギリシャ、オランダ、スイス、タイ)
Source: https://www.webster.edu/study-abroad/programs/
大学(学士課程)はホアヒン・キャンパスもありますが、大学院(修士課程)はバンコク・キャンパスのみとなります。
BTSのCong Nonsi駅からの近く、繁華街のシーロム ・サラデーンからも徒歩15分程度と抜群の立地にあります。
こちらは、大学紹介の動画です。
下記は2017年の卒業式の様子、とても国際的です。この動画の中で卒業生の1人が「教室には11カ国からの生徒がいた」と言っていますね。
学生の国籍については、下記のような情報もあります。
アメリカ人29%・ヨーロッパ人12%・アジア人27%・タイ人23%・その他9%
アジアはミャンマー・パキスタン・ネパール・ブータン・スリランカなど多数の国から集まる。現地のタイ人は全体の約2割。国籍制限を設けているため人種の偏りがない。
Master of Business Administration (MBA)の授業料は18,390ドル(約200万円)です。大学のウェブサイトによれば、1年半〜2年で卒業する学生が多いということから、生活費も入れて2年でシミュレーションすると下記のようになります。
授業料:約200万円
生活費:240万円(月10万円、家賃込み)
→ 合計 440万円
バンコクでは、1ヶ月1万バーツ(約35,000円)でも十分なクオリティのマンションに住むことができます。食事について言えば、美味しくて衛生面でも全く問題のない屋台の食事が、一食50バーツ(約170円)で食べられます。切り詰めれば、月8万円くらいでも十分やり繰りできるでしょう。
ウェブスターの大学院は2年なので学費が高く見えますが、これでもやはり欧米のMBAと比べたら半額以下です。
繰り返しになりますが、この費用(投資)でアメリカの修士号と国際経験、更には国際人脈が築けるのであれば決して高くないように思います。
また、タイはとっても過ごし易いですしね。
最後に出願手続きについて、説明します。
How to apply
- Application completed online / 出願書
- Official transcripts indicating all undergraduate courses attended and the award of the bachelor’s degree.
大学の卒業証明書、成績証明証 - English proficiency results from either a TOEFL or IELTS test (for Non-Native Speakers of English).
英語力を証明できる試験スコア(TOEFL 80以上か、IELTS 6.5以上) - A 300-500 word essay on topic of your choice.
300〜500字の小論文(トピックは自分で選択) - Two letters of recommendation.
2通の推薦状 - Photocopy of passport biographical page.
パスポートの写し - Detailed résumé or curriculum vitae.
履歴書
アメリカの大学だけあって、他のタイの学校よりは若干厳しいですが、それでも一般的なレベルでしょう。
上記の情報は、下記の大学公式ウェブサイトより抜粋しています。
http://www.webster.ac.th/admissions/graduate/admissionrequirements.html
以上で、ウェブスター大学の修士号についての説明は終わりです。他のタイの大学よりは授業料も高く、入学の条件も多少厳しいですが、アメリカの大学の学位がこの条件で取得できるのはやはりお得と言って良いでしょうね。