今日はビーチではなく、ヒッカドゥア後の「スリランカ周遊」のハナシ。
まずは、南下しスリランカ最南端の地、ゴールへ。
ゴールの旧市街と要塞は、世界遺産です。
Source: http://dlift.jp/photo/photoDisplayWorldHeritage81
また、街の中心に大きなクリケット場があって、ちょうど試合をやっていました。なるほどイギリス植民地時代の名残りだな~、と思ったものです。
スリランカの建築家 ジェフリー・バワの作品、ライトハウスもゴールの近くにあります。
Source: http://www.future-scape.co.jp/g200307travel/g200307travel01japanese/g200307travel2431bawa03.html
その後は、一気に北上してキャンディへ。
(ゴールから6時間以上もかかりました…)
なんと、こちらも街全体が世界遺産。
仏陀の歯が奉納されているという仏歯寺が有名です。
そして、私たちの目当てはペラヘラ祭。
約10日間も続くスリランカ最大の祭り。
装飾を施した像のパレードは圧巻です!
日ごとに像の数も増えていき、最終日には何頭いることやら…
http://srilanka-life.liskt.com/?cid=28
祭りの間中、街の至るところで交通規制がかかるのですが、ある時、警備をしている警察官が、
どこにいくんだ?
どこから来た?
というので、日本人と答えると
一気に笑顔になり、
ここ通っていいぞ、近道だから!
とのこと。
この警察官、メチャメチャ日本(人)のことが好きらしく、迷わないように途中まで案内してくれたほどです。
旅行をしていて嬉しい瞬間の一つですね。
スリランカに住む日本人の方々や、以前の旅行者の人達へ感謝・感謝です。
そして、最後はニゴンボへ。
コロンボ空港からも近いビーチリゾートです。
アクセスの良さもあって、ヨーロッパ人観光客が多くて驚きました。
小さな繁華街もあり、レストランや土産物屋が並びます。
ようやく、普通のリゾートに来たなって感じがしたものです。
http://www.cityphotos.info/sri_lanka/negombo/9446_negombo_beach.htm
スリランカ、どの国とも違います。
だから、「旅行にきたな~」って感じがします。
人も優しく、親日なので過ごしやすいです。
実際に、ヒッカドゥア→ゴール→キャンディの行程は、ヒッカドゥアで出会った「日本人大好き」オヤジの車で移動しました。
他のガイドと比べても超格安だったので、最後には感謝を込めてチップをはずみました。
食事はカレー中心ですが、10日以内なら問題ありません。
フィッシュ・カレーとか、日本ではあまり見かけないカレーも多いので十分楽しめます。
ちょっと、困るのは、
まず匂い、臭い!
香辛料と、きつい体臭と、像のフン。
キャンディでは、普通に像が歩いていて、至るところに落し物が…
インドの牛の落し物同様、かなりキツイですね。
そして、「酒が飲めない」ということ!
何かにつけて、「禁酒」するのです。
外務大臣が暗殺されたから喪に服して禁酒デー
今日は満月だから禁酒デー、とか…
まあ、ホテルの部屋の中でなら飲めるのですが、レストランでは出してくれません。
ある日、和食屋を見つけたので、中に入りビールを飲んでいたのですが、実は、これウェイトレスの失態。
禁酒デーだったのです。
それに気が付いたマスターは、なんと店のシャッターを閉めてしまったのです。
禁酒デーに酒を出していることが世間に知れたら大変なのだそうです。
まあ、普通は私たちからビールを取り上げると思うのですが、
こちらのミスですから
と、シャッターの方を閉めたマスターの気遣いには感動したものです。
スリランカ
今では内戦も終わっており、以前より行きやすくなっていると思います。
もう一度、行きたい国ですね。