【チェンマイ大学・建築学部】北タイの最高学府でデザインを学ぶ。

1. 記事のハイライト（3秒でわかる概要）

チェンマイ大学（CMU）建築学部の国際プログラム「IDEA（Integrated Design in Emerging Architecture）」は、伝統的な建築技術と最新のデジタルデザイン、そして持続可能な設計を融合させた先進的な教育を行っています。

自由で実験的な精神を重んじる環境です。

デザインスタジオ中心：1年次から実際に手を動かし、模型を作り、英語でプレゼンを行う「スタジオ授業」が軸となります。
京都工芸繊維大学との提携：日本の美大・工芸大の名門と提携。交換留学や共同プロジェクトが盛んで、教授陣にも日本人が在籍するなど、グローバルな視点と日本の技術を同時に学べます。
少人数制の対話型：教員と学生の距離が近く、ディスカッションを通じて「自分だけのデザイン」を追求できます。

タイの国立大学ならではの、保護者の方にも優しい学費設定が大きな魅力です。

比較項目	チェンマイ大学（IDEA）	日本の私立大学（建築系）
年間学費	約700,000円 (140,000バーツ)	約1,500,000〜1,800,000円
4年間の総額	約2,800,000円	約6,000,000〜7,200,000円

※1バーツ＝5円で計算。生活費も日本の都市部に比べて格段に抑えられます。

「建築知識 × 英語 × アジア経験」という希少な武器は、就職市場で圧倒的な差別化になります。

日系ゼネコンへの道：タイには大林組、鹿島建設、竹中工務店など多くの日系建設会社が進出しています。京都工芸繊維大学とのネットワークもあり、タイ国内の日系企業や、日本帰国後のグローバル部門での採用も期待できます。
グローバルな活躍：卒業生はシンガポール、香港、オーストラリアなどの設計事務所へ進むケースも多く、世界を舞台に活躍する土壌が整っています。

テストの点数よりも「あなたの作品と意欲」が重視されます。数学の難問を解く必要はありません。

必須英語スコア：IELTS 5.0以上（またはTOEFL iBT 61以上）
必須学力基準：GPA 2.50以上 / 4.0
履修条件：高校で「数学」と「物理」を履修していること。※SATスコアの提出は必須ではありません。
最重要項目：ポートフォリオ（作品集）
自分の感性や創造性を示す15〜30ページの資料。デッサンだけでなく、写真、工作、デジタルデザインなど形式は自由です。