【タイ留学体験談】タイの有名リゾート・プーケットで英語を学ぶ

プーケット

実は私、2007年にタイのプーケットに英語留学をしたことがあります。随分と昔のことですし、当社が紹介していないプーケットの学校への留学ですが、タイ留学の雰囲気はお伝えできると思い、この体験談をお届けすることにしました。

 

1. タイ留学を決意した背景

私の日本時代、それはそれは馬車馬のように働く毎日でした。毎朝7時半には出社し、常に時間と顧客と部下と上司に追われ、移動する時は常に「早歩き」か「走る」のどちらか。優雅に歩くOL様を毎日羨ましく眺める毎日でした。

ですから、年3回の長期休暇(年末年始、GW、お盆)は超重要。私はこれらの休暇を軸に、1年を「4ヶ月✖3クール」と捉え、なんとか目先の4ヶ月を生きぬくことを常に考えていました。ですから、年3回訪れる長期休暇は必ず最大限に活かさなければなりません(make the most of…ってやつです豆)。

というわけで、リゾートと英語学習の両方を満喫できるセブ島留学にはまっていったのですが、その過程で実は一度、タイ留学を経験しているのです。

 

2. 留学概要

 

学校名 パトン・ランゲージ・スクール
学校 Website http://www.phuket-languageschool.com/ja/
留学時期 2007年8月 
留学期間 1週間
コース マンツーマン2時間+グループ授業2時間

 

まず、留学したのは今から12年前の2007年の8月(お盆休み)です(スミマセン、古過ぎ)。ですので、詳細は参考にならないと思いますが、全体的な雰囲気やフィリピン留学との違いを感じ取って頂ければと思います。

学校は、パトン・ランゲージ・スクール。その名の通り、プーケットで最も賑やかなビーチであるパトン・ビーチの近くに学校はあります。

場所的にはかなり誘惑は多いので(笑)「ガッツリ勉強」というよりは、「のんびりしながら英語も勉強」というスタンスの方に向いているように思います(個人的な感想)。

留学期間は1週間でしたが、正味は月曜〜金曜の5日間でした。午前中は、ホテルのビーチでのんびり過ごしました。日焼けしながら、ビール飲んで、読書して。。まさに、リゾート生活そのものでした。

そして、午後は学校へ。確か徒歩15分程度。プーケットはセブと違って歩道が整備されているので歩いて通学できます。この「通学」というのがフィリピン留学にはないので何やら新鮮だったのを覚えています。なんかすっごく楽しかったですね。ただ、8月は雨季なので通学途中によく豪雨に逢って困ったのを覚えています。

 

3. 授業について

そして、英語のレッスン。私の記憶が正しければ、マンツーマン2コマとグループレッスン2コマ。

 

マンツーマン授業

まず、マンツーマン授業について。講師はイギリス人のベン。年齢は20代半ば。「講師」というよりは「イギリス人=ネイティブ=英語を自由に操れる人」といった感じ。まあ、私は当時からソコソコ話せたので問題ありませんでしたが、初心者にはキツイですね、というか無理ですね。レッスンというよりは、完全に雑談でした。そして、その雑談レッスン中、いきなりサラリとカミングアウトするベン。

 

お金溜まったから、来週からラオスにボーイフレンドに会いにいくんだ♫

※ラオスとはタイの隣国。バックパッカーの聖地。

 

まあ、この一言でベン君は、私の記憶の片隅にひっそり・くっきりと刻まれることになったのです。

 

グループ授業

次にグループレッスン。

講師はドイツ人。この時に初めて、ドイツ人がめちゃめちゃ英語が上手な民族であることを知りました。本当、ドイツ人とオランダ人の英語力は半端ないです。そして、クラスメートは確か全員日本人。20代の女性とおそらく50代の日本人男性でした。レッスンは、そのお二人に合わせた初級者編。あまり記憶にはありませんが、このドイツ人講師の熱血ぶりは印象に残っています。

 

ドイツ人とイギリス人のコントラスト。

 

実はこれ、イギリス生活時時代にも何度も遭遇したことです。「いい加減で言い訳だけは世界一上手いイギリス人」と「自分の仕事はキッチリこなすドイツ人」。この「キッチリ」というのが、まさにドイツ人気質を表しています。イギリスで生活していて旅行でドイツに行った時に、なんとも言えない安心感を覚えたものです。

 

4. セブ島留学との比較

・それなりに英語を話せて自己管理ができる社会人なら、プーケット。

・それ以外の人なら、セブ。

 

これが私の結論です。

プーケットの場合、講師はネイティブか、それに近い欧米人になります。普通の日本人なら、彼らと話すことに萎縮してしまうかもしれません(むっちゃ彫りの深い顔って慣れないと威圧感ありますよね)。それから、彼らの英語はフィリピン人よりも遥かに聞き取りにくいと思います(まあ、それが英語なのですが)

そして、ベンのように「単なるネイティブ」という講師もいます。フィリピン人講師のように、手取り足取り指導してはくれません。更に、宿舎は併設されていないので(確か)、当然「通学」となり、生活面も自分で責任を持って対処する必要があります。

 

海外経験の少ない英語初心者には、プーケット留学は少々厳しいかもしれません。

 

一方で、セブ留学である程度英語力をつけた後で、プーケットに行くのは面白いかもしれません欧米圏に比べれば、セブ同様格安です。ネイティブの講師ともたくさん話せます。治安も良いので、やはりフィリピンに比べると安心感があります。食事も本当にタイは美味しいです。人も抜群に良いんです。

 

4. バンコク留学か、リゾート留学か?

これは完全に好みの問題だと思います。

パトンランゲージ・スクールのウェブを見てみると、下記のように買いてあるので、もうベン君のような講師はいなそうなので安心ですね。

英語教師トレーニング課程を経たネイティブ英語教師による授業で、あなたの英語をスキルアップ。タイ人生徒への基礎英語には資格を持つタイ人教師がゆっくりと丁寧に教えてくれます。

いずれにせよ、タイ留学は「通学」になります。自分で宿を手配して、毎日通学して、自分の好きなところで食事を取って。こうした「生活しながら英語を学ぶ」体験をしたい方には、タイ留学はとってもオススメです。

 

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