2年ぶりのタイ旅行で、ますますタイLOVEになって帰ってきたのですが、一点、どうしても許容できない点がありました。それは『禁酒日』。
なんと、今回私が滞在した6泊7日の内、2日間もお酒が飲めない日に当たってしまったのです。
それはそれは、つら〜い2日間でした(泣)
東京でいう歌舞伎町のような繁華街も、人っ子一人いない惨状でした。
タイの禁酒日(2017年)
2月11日(土)(マカ・ブーチャー(万仏祭))
5月10日(水)(ヴィサカブーチャ(仏誕節))
7月8日(土)(アサラハブーチャ(三宝節))
7月9日(日)(カオパンサー(入安居))
10月5日(木)(オーク・パンサー(出安居))
Source: https://freelifer.jp/?p=7892
バンコクのセブンイレブンでの「お酒は販売できません」という張り紙
上記以外にも、選挙の当日等はアルコールの販売が禁止されるそうです。また2016年に前プミポン国王が亡くなられたので、そのご命日も禁酒日になるかもしれませんね。
タイに旅行に行かれる方は事前によく調べた方が良いと思います。私も最近では外食時しかお酒は飲みませんが、たまの海外旅行で飲めないというのは結構堪えました。
フィリピンの禁酒日
私が知る限り、選挙の日だけですね。なぜ、選挙の日を禁酒にする必要があるのか、私には全く理解できませんが、どうやら、冷静な判断ができなくなるとか、そういうのが理由だそうです。
また、2015年のローマ法皇が来比された際に禁酒令が発令されたそうですが、少なくともセブでの私の生活には全く影響ありませんでした。
インドネシア・マレーシア
ネットで調べた限り、禁酒日の情報は見つかりません。そもそも、イスラム教の国なのでお酒飲みませんからね、現地の方は。
シンガポール・ベトナム
ネットで調べた限り、禁酒日の情報は見つかりません。
スリランカ
実は私が人生で初めて禁酒日に遭遇したのがスリランカ。約1週間の滞在中に3日くらい禁酒日に当たりました。
スリランカでは、満月の日は禁酒日になります。
また、私がスリランカを訪れた時期に、大臣の暗殺事件がありその関連でお酒の販売が禁止されたのを覚えています。
但し、外国人であればホテルのルームサービスならお酒を飲むことができます。要は、外部の人にお酒を販売していることがバレなければ大丈夫という考え方です。
実は、禁酒日に首都コロンボの和食屋に入ってビールを注文したところ普通に出てきました。ラッキーと思って飲んでいたら、それに気がついたオーナーが驚いてなんとお店を閉めてしまったのです(客は私たちだけだったこともあって)。どうやら、スタッフは禁酒日のことを忘れていたようで、オーナーに怒られていました。
普通の考えなら、理由を説明して私たちからビールを取り上げると思うのですが、スタッフのミスを認め、既に食事を楽しんでいる私たちを尊重してくれたオーナーの心遣い&プロ魂に痛くイタく感動したのを覚えています。こういうのって、ずっと忘れませんよね。見倣いたいと思います。
以上、参考になれば幸いです。どうしても旅行日程が禁酒日にあたる場合は、事前にお酒を購入して部屋飲みにするのが良いと思います。