*2021年10月23日更新
大学名 | Stamford International University |
所在地 | タイの首都 バンコク |
期間 | 1年 |
取得できる学位 | 修士号 MBA (Master of Business Administration)フルタイム |
学費 | 411,000 タイバーツ (約145万円) |
タイ国内のMBAランキングでは堂々5位ですね。
FIND MBA
https://find-mba.com/schools/asia/thailand
個人的には、MBAランキングを気にされる方は、アメリカやイギリスの大学に行かれた方が良いと思います。タイでMBAを取得するメリットはやはりそのコストの安さですので。
MBAのキャンパスは、バンコクのど真ん中アソークにあります。
下記の動画を見て頂ければ、そのインターナショナルぶりが分かって頂けるでしょう。
この動画では、「16カ国から28人の生徒が集まっている」と紹介されていますね。また、動画を見る限り、アメリカ人の講師が目立ちますね。
つまり、このMBAを卒業できればかなりの英語力がつくものと思われます。
1年間で掛かる費用をざっくり試算してみると、
授業料:145万円
生活費:120万円(月10万円、家賃込み)
→ 合計 265万円
バンコクでは、1ヶ月1万バーツ(約35,000円)でも十分なクオリティのマンションに住むことができます。食事について言えば、美味しくて衛生面でも全く問題のない屋台の食事が、一食50バーツ(約170円)で食べられます。切り詰めれば、月8万円くらいでも十分やり繰りできるでしょう。
比較として、イギリスのMBAで掛かる費用をご紹介します。アメリカのMBAが2年なので、1年が一般的な英国MBAを例にとります。
授業料:333万円(24,000ポンド)
生活費:180万円(月15万円、家賃込み)
→ 合計 513万円
上記は私が卒業したThe University of SouthamptonのMBAで試算しています。生活費はロンドンに行けば、この倍くらい掛かります。実際に、私は家賃76,000円(550ポンド)のフラットで生活し、基本自炊をしました。
費用は大体上記のような感じです。イギリスの場合、外食をすると東京の倍くらいの感覚ですが、自炊をするとほぼ東京と同じ感覚なので、上記の試算で大きく外れてはいないと思います。
以上から、バンコクMBAだとイギリスMBAのほぼ半額になります。250万円なら捻出できる人は多いと思いますが、500万となると社費留学か奨学金やローンに頼らないと結構厳しいですよね。
最後に出願手続きについて、説明します。
- Bachelor’s degree from an accredited institution, with a GPA of minimum 2.5/4.0 (or equivalent).
大学を卒業していること、またGPA(成績の平均点)が2.5以上であること - English proficiency level of IELTS 6.0, TOEFL (IBT) 78, or passing the Stamford English placement test. Students that studied their Bachelor’s degree in English are exempt.
IELTS 6.0かTOEFL (IBT) 78、または大学が指定する英語の試験に合格すること
- Complete an entrance exam and sit for an admission interview, in order to be accepted to a Master’s degree program.
面接に合格すること。面接は対面かオンラインで行われます。言語は英語です。
イギリスのMBAと比較すると、求められる英語の能力は若干低いですね。また、GPA2.4というのも良心的です。
- A filled-out graduate application form
申請用紙 - Bachelor’s degree certificate and transcripts records (please see Admissions Requirements for details)
大学の卒業証明書と成績証明書 - Copy of passport
パスポートの写し - Letter of Recommendation
推薦状 - Curriculum vitae (CV)/ Resume
履歴書 - IELTS/TOEFL (meriting but not required)
英語試験の成績表
書類選考に合格すると面接に進み、これをパスすれば晴れて合格となります。
上記の情報は、下記の大学公式ウェブサイトより抜粋しています。
https://www.stamford.edu/admissions/international-students-masters-degree/
以上で、タイのMBAについての説明は終わりです。たった250万円と1年の投資で国際的なMBAが取得できるのは素晴らしいことだと思います。大学の名前に拘らない人、金銭的に欧米への留学は厳しいという方には、格好の選択肢だと思われます。皆さんの参考になれば幸いです。