まず、タイの状況を理解する上でまず必要となるのが、厳格最高管理区域(ダークレッドゾーン)の設定。随分物々しい表現ですが、要は「一番ヤバくて厳しい地域」です。そして、ここに首都バンコクが入っている以上、ダークレッドゾーンを基準に見ていくしかありません。
なんと言っても、日本からタイへの直行便はバンコク行きしかありませんので。ちなみに、ダークレッドゾーンは当初の13都府県からどんどん増えて9月時点で29都府県に拡大していました。
そして、タイでも日本ほどではないにしても感染者数が急激に減少しているので、10/1に多くの規制が緩和されました。その中で私が一番注目したのが下記です。
午後9時まで、学校または教育機関の営業を認める!!
これでタイへの英語留学が現実味を帯びてきました。後ほど詳述しますがタイへの渡航にも明るい兆しが見えてきているので、感触的には来年のタイ留学再開に手応えを掴みつつあります。
以下、10/1に午後9時までの営業が可能となった主な業種です。
(1)学校または教育機関
(2)保育園、幼稚園
(3)飲食店(店内のアルコール消費は不可。店内の座席数は制限)
(4)コンビニ、市場
(5)図書館、美術館、博物館、史跡、歴史的建造物、学習施設
(6)映画館
(7)ビューティーサロン、エステサロン、ネイルサロン(要予約)
(8)スパ、タイ式マッサージ店(要予約)。
(9)公園、運動場、競技場、プール、エアコン付きのジム、フィットネス
(10)屋内スポーツは原則無観客で実施。
(11)百貨店、ショッピングセンター
(12)劇場
業種によっては、条件付きでの営業のものもありますが、ほぼ正常化に近づいていると言っても良いでしょう。個人的には飲食店でのお酒の提供禁止が気になりますが。まだ来年までは時間があるので楽観的に構えたいと思います。
ちなみに、上記には明記されていませんが、所謂「夜のお店」の営業はまだです。
ソースは下記のJETROのウェブサイトです。
そして、日本人のタイへの入国についても動きがありました。
10./1から
(1)ワクチン2回摂取後14日以上経過した人は、入国後の隔離検疫7日間でO K
(2)未摂取の場合は10日間
11/1から
バンコク含む主要観光地においては、ワクチン摂取済みであれば隔離検疫無し
以上から、11/1からタイ英語留学が可能、という結論になります。とはいえ、相手はタイです。あののんびりしたタイです。ここは少し余裕をみた方が良いということで、私の(楽観的な)見通しとしては年明けです。
そして、所謂「ニューノーマル」に人や社会が慣れるのには時間を要すると思うので、ある程度安心してタイに行けるようになるのは来年の春頃かなと思っています。
いや〜、見えてきましたね!
体温が3度くらい上がってきました!!
実は僕はまだワクチンを打っていないのですが、仕方ないのでそろそろ打とうかと思っています。少なくとも、今後数年はワクチンを打っていない限り海外渡航は不可能と思われますので。
ちなみに、タイから日本に帰国した際の自己隔離期間は、10/1より10日間となります。これ、原則14日間のままなのですが、10日目にPCRテストを受けて陰性であれば開放となります。
これも、春頃にはゼロになっていることを願います。イギリスなんてとっくの昔に帰国時隔離無しになっていますからね(一部の安全とみなされる国からの帰国の場合のみ)。
それから、タイ航空が来年1月から日本・タイ間の運行を再開します。まだ毎日運行という訳にはいきませんが、これも嬉しいニュースです。もちろん、JAL/ANAやLCCも飛びます!
「タイ国際航空、羽田-バンコク22年1月再開 787で週3往復」
そして、ビザについても吉報が。通常は、日本人パスポートの場合は「入国時30日+現地で延長30日」の合計60日間、ノービザでタイに滞在できるのですが、これが来年9月までは最大270日滞在が可能となります(こういう制度が昨年できたのですが、それが1年延長となりました)。
以上が公開情報で見つかるポジティブな情報です。楽観的になり過ぎず、年明け〜春先を目処に色々考えていきたいと思っています。日本は快適なのですが、快適過ぎて刺激が足りないんですよね。。。海外、行きたいです!
私のイギリス人のビジネスパートナーも、避難していたイギリスから最近タイに戻り、再開に向けて色々準備に入っています。ということで、彼に何でも聞けるので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください!