タイ英語留学のために最低限知っておきたいビザの知識(2021年11月)

留学準備

タイ留学を検討のみなさん、現状のタイでの短期滞在ビザについて整理すると以下のようになります。

1. ノービザ

最長60日間滞在可能

入国時に30日の滞在許可+タイでの延長申請30日

※現地では、更にもう一度延長申請が可能という情報もありますが、明文化されたルールではないのでここではこれ以上踏み込みません。

2. 観光ビザ シングル

最長90日間滞在可能

観光ビザで60日+タイでの延長申請30日

※観光ビザには「マルチプル」という最長180日滞在可能なビザもありますが、これも1度の滞在は最長90日で、一度タイ国外に出国し再度入国した時点で残りの90日の滞在許可が下りるというものなので、コロナ禍においては現実的ではありません(何度も出入国するのは大変)。

3. EDビザ

最長1年滞在可能

残念ながら、この記事を執筆時点(2021/11/9)では語学学校(英語学校・タイ語学校)のEDビザ申請は、日本では受付けられていません。下記は大使館のウェブサイトのスクショです。

※EDビザは、原則としてタイ国外でしか申請できないのですが、現在はタイ国内での取得/変更(コンバージョン)が可能との情報があります。当社が提携しているインサイト・イングリッシュからは、EDビザへのコンバージョン対応可能との連絡を受けています。しかし、11/1からの『隔離なしでの外国人受入開始』に伴い、ビザのルールは変更となる可能性もありますのでご留意下さい。

4. 特別観光ビザ(STV)

最長270滞在可能

これは2020年10月に導入され、2022年9月末までの期間限定のビザなのですが、取得ハードルが高過ぎて現実的ではありません。

例えば、6ヶ月間の50万バーツの残高証明や、タイ滞在中の居住地(宿泊施設)の契約書、更には国公立病院発行英文健康診断書など。私自身はここまで読んで心が折れました。興味のある方は、下記リンクで詳細が読めます。

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個人的には、このビザを取得するのにお金と労力を費やすのであれば、観光ビザで出入国を繰り返す方がまだ楽だと思います。また、このままコロナが収束すれば、次第にタイへの入国・滞在条件も緩和されると思うので、余程のマニアでない限り、特別観光ビザに踏み込む必要はないと思います(個人的意見)。

 

以上がタイ留学する上で知っておきたいビザの知識です。

繰り返しになりますが、今は過渡期なのでどんどん新しいルールができています。私自身も分からないことばかりですし、現地の学校スタッフも混乱しています。

ということで、なかなか言い切れないこともあるのですが、出来るだけ正確な最新情報を発信できるよう頑張りますので(タイ在住のアメリカ人弁護士のyoutubeまで観てます!)、引き続き応援宜しくお願いします!

 

 

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